いびきの原因 | |||
肥 満 | 内分泌系疾患・神経・筋疾患 | 扁桃肥大 | アルコール |
睡眠導入剤などの薬物 | 鼻の病気など | 鼻中隔湾曲症 | アデノイド肥大 |
のどちんこ | いびきの音の原因 | 予防策(病気あり) | 予防策(病気なし) |
いびきの全身的な原因として、肥満が挙げられます。
肥満は、外側へ太るだけではなくて、内側にも太っていることをご存知ですか?
外側なら、ぽっこりしたお腹を見れば、「あっ太った」と思われるかも知れませんが、内側への太りは普段の生活で気がつくことはほとんどないと思います。
しかし、この内側への肥満は、内側のとくに舌根部(ぜつこんぶ)にも脂肪がつくため、気道が狭くなります。
そのため、比較的うるさい「グガァー、グガァー」と時折苦しそうにいびきをかきます。
寝ている間は、筋肉が弛緩する(緊張がほどけて緩む)ため、よりこの気道を狭くしています。
予防策としては、「痩せること」しかありません。
医師の適切な治療が大事です。
内分泌系疾患は、甲状腺に関する病気で、甲状腺腫瘍などで気道を塞いでいる可能性があります。
神経・筋疾患は、難病の筋肉が弱まる病気等が含まれるので、これも医師の判断が必要です。
当然、筋肉が弱まりますから、気道は塞がれ、いびきをかく原因となります。重症筋無力症などが典型です。
医師の適切な治療が大事です。
睡眠時無呼吸症候群の原因の約3割が扁桃肥大(へんとうせんひだい)と言われています。
扁桃(へんとう)は、喉と鼻に輪を作るように存在しています。これが直接的に気道を狭めることにより睡眠時無呼吸症候群やひどいいびきを引き起こします。
疑わしい場合は、耳鼻咽喉科など受診してみてください
特に寝酒はやめましょう。
アルコールには、筋弛緩作用があります。
アルコールを摂取すると下や咽頭といった場所の筋肉が弛緩し、特に鼻から喉までの上気道と言われる部分が狭まり「いびき」を引き起こします。
いびきもちの方は、なるべくアルコールを摂取しないことをオススメします
特に酒を一緒に飲むのはやめてください。
不眠症や自律神経失調症、うつ病などを発症すると、睡眠導入剤が処方されます。
お薬を貰うときにアルコールと一緒に摂取しないように注意書きがあります。
アルコールを摂取した時の筋弛緩作用と同じですが、アルコールを同時に摂取すると薬物の効果を増してしまい、更に筋肉を弛緩させ、気道を狭めてしまいます。
アルコールと薬物の同時使用により死亡に至るケースもありますので、絶対にやめてください
鼻がつまり、鼻呼吸が難しくなる。
鼻が何らかの原因でつまりやすいとき、特に鼻自体に疾患を抱えている場合に、鼻呼吸ができず、口呼吸になり鼻から喉までの上気道と言われる部分が狭まり「いびき」を引き起こします。
耳鼻咽喉科などの専門医の診察を受けてください
鼻の2つの穴を分けている部分が極端に曲がってしまっている。
鼻の穴と穴の間に、仕切りとなっている部分があります。成人の90%は湾曲(わんきょく)しているのですが、あまりにもひどい場合、鼻炎や慢性副鼻腔炎を併発するケースがあります。
この場合も、上気道が狭まることにより、いびきをかきやすくなります。
耳鼻咽喉科などの専門医の診察が必要です
喉の内部のリンパ節のひとつのアデノイドが肥大し気道を狭める。
アデノイドは鼻の後ろ側に位置するために肥大すると、鼻の奥が詰まったような状態になり、鼻呼吸が困難になり常に口呼吸をするようになります。この他、鼻、耳、喉、全身的な異常など多くの症状を引き起こすようになります。
この場合においても、専門医の診察が必要です。
のどちんこと呼ばれる口蓋垂が長かったり、太かったりして気道を狭める。
のどちんこが長かったり、太かったり、通常よりも大きい場合、気道を塞ぐ原因となります。但し、多少大きい程度では診断で特に何も指摘をう受けない場合があります。寝る方法を少し変えるだけで、いびきが軽減するケースもあります。
ご心配な方は、専門医の受診をオススメします。
塞がっている気道を開くときの振動音
様々なケースで原因をみてきましたが、結局は「気道を塞いでいる」ことが原因であり、その塞がっている状態のところに無理やり息をして、呼吸をしようとするから「振動音」が発せられて「いびきをかく」ということになります。
特に何の病気を指摘されなかった場合、この振動音を軽減させるグッズを当ショップでは販売しております。
お医者様とよくご相談を
上記で示したとおり、「いびき」を引き起こす原因として、各種疾患があるときに気道を狭くすることがあります。その場合、専門医に相談をし、対処法を見つけてください。
<手術を要する場合>
何かしらの器官が肥大してしまったり、通常よりも長かったり、太かったりと形成外科手術をして予防する方法があります。専門医の適切な診断が必要です。
<睡眠時無呼吸症候群>
睡眠時、大きないびきと共に呼吸が明らかに止まることが確認できれば、呼吸器内科等でCPAP(シーパップ)という機械を購入もしくはレンタルして、自宅で寝る際に装着します。CPAPは、機械から空気を出し、鼻と口を覆うマスクを装着して、空気を気道内に送り込みます。そうすることにより、空気の圧力で軌道が開き、いびきを軽減します。肥満が原因の場合には、同時に体重を落とすことも必要です。この場合にも、医療器具なので医師の適切な診断が必要です。
いびきをかくけど、病的ではない
原因をあらゆる角度から分析してきましたが、人間のカラダは個体差があるため、一概に喉の器官が大きいからすぐに病気というわけではありません。もちろん、専門医の診断が必要ですが、心配しなくても良いという場合に、このショップで販売しているグッズが効果的です。
また、単純にいびきに困っている方が、当ショップのグッズを購入されて効果がなく専門医を受診されたケースもあります。
特に何の病気を指摘されなかった場合、是非当ショップで販売しておりますいびき対策グッズをお試しください。